地味過ぎず、派手過ぎず、「動かす釣り」で勝てるカラー
BlueBlueアングラーズマイスターコラボルアー開発裏話
アングラーズマイスターとBlueBlueがコラボした「スネコン130TG」新カラー6色を発売しました。アングラーからの期待度も高く、販売開始後30分で完売してしまいましたが、今回はルアーを監修した6名のアングラーズマイスターに、ルアー開発の裏話やシーバスフィッシングのこだわり、タックルセッティングについて聞いてきました。
シーバスフィッシングに挑戦してみたい方、SNECON130TGをどう扱えばよいのかと悩んでいる方は必見です。
今回は、「村岡昌憲が認めた新星」星Naokiさんにお話しを伺いました。
限定カラー 澄潮サキス
(監修マイスター:星Naoki)
地味過ぎず、派手過ぎず。それでいてフィッシュイーターが襲いたくなる要素を詰め込んだのが、今回のオリジナルカラー。
多くの魚が背中に色があってお腹側が白い理由は、進化の過程で上下ともに天敵から身を守る保護色の役割を果たしているからと言われています。
つまり上下ともに天敵から目立ってしまう「澄潮サキス」は、進化の過程で絶対に生き残れない可哀想なほど襲われやすいカラーに仕上がりました。
星Noakiさんと
シーバスゲームの出会い
親の転勤で小学生の頃に大阪へ。当時、関西地域は釣りのメディアが盛んで、テレビで釣りの番組をよく見ていました。その頃、バスフィッシングの全盛期で、釣り番組からルアーフィッシングに興味を持ち、親と一緒にスタート。中学生になり、ソルトルアーフィッシングに出会い、のめり込んだのがシーバスフィッシングのルーツです。
「澄潮サキス」コラボルアー開発裏話
コラボルアーは2回目の参加である星Naokiさん。
SNECON130TGはナイトゲームに強いルアーですが、今回の星さん監修カラー「澄潮サキス」はデイゲームの「動かす釣り」で勝てるカラーという意識で差別化を測ったそう。
星さんがルアーカラーを選ぶ上で最も大事だと感じているのは、「このルアーで釣れると思い、信じて投げ続けられること」
星さん自身、これまでデイゲーム、ナイトゲーム含め様々なシチュエーションで釣りを行ってきて、特にデイゲームではラメやホログラムなどの反射する要素のあるルアーで結果が出てきた傾向があったため、この要素は外せなかったとのこと。
星Naokiさん
おすすめの使い方&タックル
SNECONシリーズは、水を押すよりも切って泳ぐのが特徴です。
流れの釣りにおいてリップ付きミノーやバイブレーション等の水を押すルアーは自分でも引っ張っている感覚があるので使用感がわかりやすいですが、SNECONのような水を切って泳ぐルアーは手元への感覚が少なく、水流の中で勝手に進んでいくため、投げたルアーがどう進むのかイメージできないと使いこなしづらいのがネックです。
また、星さんが情報発信している中で、「SNECONが飛ばない」という声をもらうことがよくあるそう。
SNECON130Sは、アクション重視の製品であったため、同ウエイトの他のルアーと比べて飛距離が出しにくく、ラインもPE0.8号~1.0号がメインでした。
しかし、SNECON130TGはウエイトが重くなったことで、SNECON130Sよりも手元に重さが乗った状態で動いて、さらに飛距離も伸びます。
基本的に30g程度のルアーを振り切れるシーバスロッドであれば普段使っているもので十分に使用できるとのこと。ショアからの場合、探れる範囲が広がるアドバンテージを活かすためにも9ft以上でM〜MLクラスのロッドを合わせることがおすすめ。星さんはレングスにこだわりがあり、BlueBlue BALBAL99 Jerking Editionを使用しています。
SHIMANO ルナミス S100MLを使うこともあるそうで、「SHIMANOの竿は若干パワー帯が強く、飛距離だとこれが一番飛ぶ感覚がある」とのこと。
リールを小さくするとSNECON130TGのアドバンテージである飛距離が出なくなってしまうので、4000番クラスの使用がおすすめ。
SNECON130TGの速い水流に適応している性質を活かす前提で、ラインスラックの回収やレンジ調整など、沈むルアーを的確にコントロールしたいため、星さんはSHIMANO ツインパワー XD 4000XGを使用。スプール径も大きい分、飛距離の恩恵を受けやすいそうです。
SNECON130TGはウエイトがあり沈みやすく、投げた先ですぐに頭の向きを変えたいとなったときに、巻き取り速度が遅いと思ったよりも沈んでしまうので、ハイギアかエクストラハイギアを推奨しています。SNECON130TGのラインには1.2号~2.0号程度まで扱えるため、ランカー狙いのアングラーにもおすすめです。
星Naokiさんのタックルセッティング
YouTube、Instagram、Twitterにて釣りにまつわる話、魚関係のトピック扱っています。海や魚の事ばかり追いかけてたら、こんな大人になりました。
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