昔のBB-X等から久しぶりにレバーブレーキリールを使いました。明石のスピニング鯛ラバ用に使った感想です。（60g,PE0.6,リーダー3.5号） キャスティング性能 特に申し分ありません。レバーも意外と邪魔になりません。 ベール操作性 逆回転フォール性能を確保するため、ダブルハンドルにしています（ウイング110）。これが邪魔になり、ベールを返す動作はやりにくいです（キャスティング時は大丈夫！）。フリーフォールは最初の底取りのみという使い方になります。通常のスピニングのようにベールフリーでのタッチアンドゴーには不向きです。改善するならバランサー付きのシングルハンドルが良いと思いますが、フォールでハンドルがくるくる回る（最新のBB-X上位機種は回らないんですね！知らなかった😳）ので、やはりスムーズな操作にはどの位置からでも巻き始めやすいダブルハンドルが良いと思います。 レバー操作性 フォールは逆回転で60gもスルスル落ちていきます。程よくラインテンションが掛かるので着底は分かり易い。船の揺れに体を合わせるのがコツです。着底を感じたらブレーキを掛けてバックラッシュを止め、リーリング、再びブレーキを離してフォールとなります。立ち上がりの素早さはベイトリールに勝るかもしれません。フォール中にハンドルが回るので、回転数から着底タイミングが読めます。ベールを返したりクラッチ音も無いのでサイレントにタッチアンドゴーが可能です。EXSブレーキはパーシャル領域を使いやすくしたものだそうですが、「おおおおぉ」とはなりませんでした。結構ピーキーです。60gのシンカーではブレーキは0-100%の2択、慣れれば3,4段階まで使い分けできそうですが。。。誰でも簡単にフォールレバーのようなコントロールができるかといえば、違う気がします。あと、長時間使うと指がキツいです(笑)これはもう少し握り方を工夫できないか、やってみます。 回収後の所作がスムーズにできるので、これはいいですね。ルアーチェンジの効率が上がります。 巻心地 特に申し分ありません。前アタリが分かる程には十分です。マイクロモジュールギアではないようですね。クラッチON状態で逆回転ガタがありますが、釣りしてて気になりません。 未だほぼ新品ですので、ヘビーユーズでどうなるかですね。 ドラグ 普通に良いと思います。しっかり止めて出るべき所で出ます。 試してみた竿との相性 クロスミッション66Mで良い感じ 桜幻R60MHはリトリーブで竿を叩くので、あまり使い心地良くないと感じます。 その他 黒ボディはエ○スセンスを彷彿とさせますが、格好いいです。また、スプールがワンタッチで脱着可能なのもいいですね。重さは標準的です。ハイギアは純正シングルハンドルなので、ダブルハンドルに交換しています。ピッチ120のダブルが欲しいですね。 最後に 先日、明石海峡の大会に主戦リールで使いましたが、これがボトム攻略に非常に役立ちました。短ピッチのタッチアンドゴーで、頻繁にベールを返す動作は慣れれば可能ですが、時に上手く出来ない瞬間もあり、リズムが乱れます。このリールはレバー操作のみでリフトアンドフォールを繰り返すことが可能なので、簡単にタッチアンドゴーができます。テンションも程よく掛かるので鯛ラバの姿勢も安定しますし、良いですね！このようなパターンではベイトとスピニングのいいとこ取りになります。また、フォール中の糸に伝わる変化を捉えやすくなり、着底からの次の巻き方をよりタイムリーにアジャストできます。3投連続ヒットを演出できました。未だレバーブレーキの操作には慣れが必要と感じましたが、このリールの鯛ラバにおける真価が垣間見えた釣行だったと思います。 次はフォールで食わせる釣り方ができないか、意識して使ってみようと思います。 昔からレバーブレーキを使う方は一定数居たと思います。登場したと知ったとき、リアクションバイトしちゃいました😅。このリールの登場を機に、レバーブレーキリールが鯛ラバ用に広まるかもしれませんね！それだけ、個性があって面白いと思います。新たな選択肢の誕生です。 声に出して呼びたいリール名ですね… ハイパーフォース！

■用途 イカメタル、SLJ ■使った感想 少しチープ ■良い点・悪い点 レバーブレーキでフォールが自由自在