■使った感想 始めに言っておきますが、この竿で魚は釣ってません、なので使用感を。 万人にウケる竿で無いのは確かです。 アキュラみたいに誰でも使いやすい竿ではない。 一言で言うとじゃじゃ馬。 余り使ってる人を見ないのも頷けます。 93xhを使って大体こんなもんだな～と分かった上で購入。同じ釣り場にゴリラRxxhと共に持ち込みどちらを使っていくか吟味を兼ねて使用しました。xxhですがゴリラは下はレガート160くらいから使いやすく、上はラピード230でも問題なく投げられました。普段130～170サイズを投げるため、遠征だけでなく普段使いにも兼用できそうです。 一方こちら、レガート160は早巻きはともかく張りが強すぎてダイブミス連発。ラピード190くらいより上のサイズが良さそうです。後方重心のポッパーを投げると凄い飛距離が出ました。恐らくしばらく使ってある程度馴染ませる必要があるのでしょう。93xhはジグをシャクっていると魚が掛からなくても慣らしが出来ますが、こちらはある程度魚をかけないと慣らしが終わらない。 そう思った結果、私の場合はゴリラをメインに使用するという結論になりました。 大川氏も言っていました、体力や技術がある人には最高のロッド、私には110xhの適正が無かったようです… ■良い点・悪い点 この竿の利点は、以下に集約されると思います。 1、張りと長さからくる暴力的な飛距離 2、本当に曲がらない(80g～でないとティップで弾き飛ばすイメージ)張りの強さからくる磯際での攻防に対する有利 ロングヘビーなショアジギングロッドは少なく、10ft竿で出来ないことがあるので、必要な人には必要で需要は必ずある。 ただ、リップル110hというライバルの存在(軽さ、kガイドは全部チタン、レビュー数の差、あちらが新しい)が強くてあまり見向きされない。