DAIWA 月下美人 MX アジング 55XUL-S･N 2021年モデル

■用途 アジング/メバリング(ジグ単) ■使った感想 柔らかく、しなやかなライトゲームロッドが 欲しいと思い、当ロッドが 発売になって間もなく購入した1本。 アジング専用とか、メバリング専用とかではなく 幅広くライトゲームの『ジグ単』のみで使用。 番手もXUL(＝エクストラウルトラライト)なので 柔らかいロッドであるのは百も承知だが なんせ、しなやかさと言うか 多少なりともの張りが皆無である。 確かに柔らかいロッドが欲しいと思い 購入したのは私であるので、それについては 自己責任であるが、ある程度の 『シャッキと感』も、張りというか しなやさも無いし。。。 上手く表現できないが、とても実売価格 20,000円台とは思えない出来栄えである。 個人的に、どんなメーカーのロッドであれ 実売価格10,000円台のエントリーモデルと 20,000〜30,000円台のスタンダードモデル では、明確な差をつけるべきだと思う。 この出来だと、ワンランク下の 月下美人シリーズ(実売10,000円前後)と 大きな変化はないし、どうしても月下美人が 欲しいのであれば、このMXシリーズを 買わなくても、ワンランク下げて10,000円台の エントリーモデルで、事は足りる。 20,000円台のMXシリーズ買って 嘆くなら、10,000円台のロッドを タイプ別に2本買う方が良い。 どうしても20,000円台クラスの 中堅ロッドが欲しいのであれば 絶対と言っていいほど、他メーカーに 目を向けることをお勧めしたい。 キャストした時に、リグのウエイトを問わず フルキャストすると100%、ティップが ブレ続ける。要するに収束が遅すぎる。 『バイ〜ン、バイ〜ン』といった感じだ。 私は0.5g〜1.5gのジグヘッドを使う 機会が多いが、どの重さのジグヘッドを投げても 着水してからもブレ続け、収束しない。 柔らかいロッドであるため、しなりを使って ムチを打つように投げると、それなりの 距離は稼げるが、あまりにも収束が遅いため それさえなければ、もっときっちり キャスト出来るのではないかと感じる。 キャストフィールは『二重バツ』である。 使えるシチュエーションがあるならば 堤防沿いや、漁港の潮溜まりで フルキャストせず、ちょい投げで 軽いリグをフワフワさせたい時ぐらいか。 柔らかすぎるロッドなので 豆アジでも、よく曲がり引きは楽しませてくれる。 最後に、、、 このロッドを購入したのち ダイワのロッドを購入する事はなくなった。 ただ、リールは今でも愛用させていただいている。 フラッグシップ機の『EXIST SF』や 準ハイエンドリールの『AIRITY ST SF』には 絶対的な信頼を持っているし 素晴らしい機能性で、大満足している。 他社に目を向けようとは思っていない。 しかし、ロッド専門メーカーの技術が 近年著しく発展した現在、大手2社に 頑なにこだわる必要はない。 もっと外に目を向けてもいいなと感じた そんなきっかけになったロッドであった。 ■良い点・悪い点 良い点→豆アジでも良く曲がる。 悪い点→使った感想に記しました。