アブガルシア エラディケーター リアルフィネス プロトタイプ ERFS-46Pro-ST
八割ボウズ
釣り歴 125年

総合評価

使いやすさ

トラブルの少なさ

コスパ

最安値で購入

アジングの大定義を覆す最高の一本!!

■用途 ライトゲーム(アジング/ジグ単) ■使った感想 “アジングロッドは、こうあるべきだ!!”と ある一定数の人たちが作り上げた定義を 本気で覆しにかかっている機種だと思います。 使用感にかなりの抵抗があり、慣れが必要ですが 一旦慣れてしまうと、もはやそれがクセになり 依存性の高いロッドです。 魚を掛けると、想像以上にメチャクチャ曲がり 綺麗なベンドを描きます。20cmそこらのアジが 尺アジ掛けたんか⁇と錯覚するレベルですwww 4.6ftで超ショートレングス。自重は27g!! スローテーパー(胴調子)でスーパーウルトラライト。 近年主流の高弾性ソリッドティップかと思いきや φ1.0mmのチューブラーティップ。 スローテーパーでSUL(=スーパーウルトラライト)の チューブラーかいっ!!って当然思いますよね。笑 どんな竿やねん!って私も初めは思いました。 なんせ、ここ数年のアジングロッドの定義の 真逆を攻めに攻めまくっています!! また、有効レングスが短く出番が非常に少ないです。 なのに、そんな優等生とは到底言えないロッドに 50,000円超ですよ?お金出せますか? 出せます是非出してください後悔しませんから。笑 まず、1ピースなのでお忘れなく。 キャストフィールは、フルキャストすると ティップにライン(道糸)が絡まりやすいです。 これは、ロッドの柔らかさが SUL(=スーパーウルトラライト)なので 全力で投げると、ロッドが曲がりすぎて 他のロッドと比較すると、ティップが激しく 揺れ動くためだと思われます。 ただし、収束はメチャクチャ早いです。 ムチのようにしなるのに、ピタッと止まります。 これにはビックリしました。 ロッド全体がSULで超柔らかいのに ティップはチューブラーなので しなやかに投げれますが、やや弾くイメージです。 なので!!!!実際は”7〜8割程度”の力で キャストするとよく飛び 狙った位置にキャストが決まりやすいです。 購入前に想像していた以上に よく飛ぶなと思いました。 バイト感度については、決して “パッツン系のアジングロッド”ではないので ティップでバイトを感知すると言うよりかは 『グリップエンドやリールシート部に バイト感が直接伝わってくる』 という表現が正しいでしょう。つまり手感度です。 ティップ感度<手感度のイメージでいて下さい。 ジグヘッドを仕掛けた時の操作感についても “パッツン系のアジングロッド”のように ティップでオモリ感を感じるのではなく “ベリー部”でオモリを感じる感覚です。 使っていくと、わりとすぐに気付きますが ベリーがめちゃくちゃええ仕事してくれてます!! リグのウエイト幅は公式には 0.1g〜1.5gの表記ですが 実際は3.0g程度のジグヘッドまでなら 軽々キャストできます。(あくまで私は) そこまで負担にはなりませんが 公式には上限1.5gまでとなっているので 無理は禁物ですし、そこは自己責任で。 魚を掛けた時の、やりとりの楽しさはもう、、、 きっと、皆さんが今すでに保有しておられる ロッドの何よりも、このロッドが楽しいでしょう。 よくしなって曲がり、バッドが強い。最高です!! “魚を掛ける”よりも”魚とのやりとり”を 楽しむロッドです。オススメの一本です!! ■良い点・悪い点 決して、このロッドに限った話ではないですが 各メーカーさんやブランドが、その機種に対しての “特性”を必ず公式ホームページなりSNSなりで 書き記しておられますし、無料動画視聴サイトでも 特性や使用感などを伝えてくれていると思います。 私は今回、このロッドのレビューを投稿しましたが 購入前に”自らで情報を掴み、特性を理解する”のが とても大切だと思います! 例えばこのロッドだと、4.6ftしかないのに 有効長が短いとか後で言っても... 『そんなん分かり切ってるやん!!』となりますし スローテーパーに仕上げられているのに パッツン系のロッドではないねと言われても... 『そんなん普通に考えたらわかるやん!!』 となってしまいます。 リールの”ローギア・ハイギア論争”もしかりです。 ローギアとハイギアの、それぞれの特性を あらかじめ理解して使用する事が再前提ですし ハイギアだから細かな操作が難しいとか ローギアだから糸フケを取るのに時間を費やすとか 『もう、そんなんわかってて言うなよっ!!』って 私は思ってしまうんですよね... ロッド、リール、ラインなど、すべての釣具において 購入前には必ず、自己責任でその機種の 特性を理解した上で購入することをお勧めします! また”特性”と”メリット・デメリット”は 絶対に結びつきません。ノットイコールです!! 例えば、その機種の特性を理解した上で購入せず その機種の”特性”をデメリットとして捉えて 『ここがダメだ!気に入らない』と表現するのは そのメーカーさんやブランドに失礼だと思います。 それは、その機種の”特性”であり”長短所”とは また別の話だと感じています。 なので、下調べは大事ですよねってことで このレビューも、あえて長く細かく 書かせていただきました。 実際に使用してみて、特性とは別に 良い点悪い点を1点ずつあげるなら 良い点→0.3g程度のジグヘッドもよく飛ぶ。 悪い点→軽すぎて不安な気持ちになる(でも大丈夫)。 と言った感じです!! 長々と失礼しました。

インプレした釣り人

八割ボウズ
釣り歴 125年
プロフィール
公開釣果57
年間釣行37

このタックルでの釣果

釣果投稿
22 釣果
釣った魚
ヒラ, ガシラ, メバル, アジ
サイズ
11.0 〜 40.0
使用期間
2025-03-15 〜

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