さとう(旅人)
釣り歴 12年
2022年12月11日 15:34
SHIMANO
22アルデバラン BFS XG LEFT
総合評価
使いやすさ
トラブルの少なさ
コスパ
前作より更にベイトフィネス機として使い易くなりました。
■用途
・ブラックバス用の小型プラグ・ライトリグ(ネコリグやスモラバ等)
・ライトソルトゲーム(アジング・メバリング・メッキゲーム等)
■使った感想
元々16アルデバランBFSXGを利用しておりました。ベイトフィネス機としては、スコーピオンXT1000(ベイトフィネススプール)→12アルデバランBFS→16アルデバランBFS→スコーピオンBFS→22アルデバランBFSと5代目になります。
シマノベイトフィネス機の特徴として、抜けるようなキャスト感が挙げれますが今作のアルデバランBFSが1番気持ちよくキャストできます。12アルデバランBFSは遠心ブレーキの為、他社ベイトフィネス機と比べて圧倒的に後半の伸びが気持ちよく感じておりましたが、反面マグネットブレーキの安定感はありませんでした。16アルデバランのFTBシステムの登場で大幅に安定感がでて且つ後半が伸びる夢のリールになりましたが、今回のアルデバランBFSではより弱いブレーキ設定が可能になりました。
また、前作では2g以下ぐらいのウェイトになるとどうしても弾道が浮いてしまうような感覚がありました。ラインを細くしたりPEラインセッティングにしたりと色々工夫しましたが、結果的に磁力を変えるまでしないと若干ストレスがありました。ですが22アルデバランBFSは、ノーチューンで2gぐらいのリグを普通に扱えます。イメージとしては0.8gのジグ単が実用範囲内といった感じです。外部ダイアルを1にした時のブレーキはほとんど掛からないぐらいなので、風等が無ければ本当に気持ち良くキャスト出来ます。
元々5gを超えるような小型プラグやバスのライトリグ(ネコリグ等)のキャスト感は最高でしたが、よりブレーキが弱く設定できるので、もう1段階飛ばしたい時や不意のボイルに対してギリギリのブレーキ設定で攻めたキャストをする事も容易になりました。
あと、感覚的にメカニカルブレーキがとても繊細に変えられるようになった気がします。今までは少し変えると一気にバックラッシュしたり、逆に全く飛ばなくなったりしていた気がしますが、22アルデバランBFSではとても細かく設定できている気がします。
■良い点・悪い点
良い点
16アルデバランの時のスプールが左右非対称だったのが、先進的だった代わりに若干の違和感だったので、個人的には22アルデバランの方が糸を巻いていない時や糸が少なくなってスプールが見えた時に落ち着きます…
キャスト感はSVSに慣れたシマノ派の方でも違和感なく使えるぐらい後半の伸びが気持ちいい。マグネットブレーキとは思えないぐらいです。
なんとなくですが、前作よりギアが強くなった?気がします。前作は巻きの釣りに使うには不安に思える感覚があったので、結局スコーピオンBFSに変えましたが今作では特に巻感での不安も特にありません。
悪い点
個人的には、どうしても16アルデバランの尖った感じのデザインが好きでした。アンタレスやメタニウム、バンタム、スコーピオンとは違うデザイン感があったので、アルデバラン感みたいな雰囲気があったのですが、今作は小型メタニウムというかメタニウムベイトフィネスチューンみたいな雰囲気なのが若干気になります。
インプレした釣り人
さとう(旅人)
釣り歴 12年
公開釣果79
年間釣行0
コメント