鱸
釣り歴 8年
2022年09月06日 23:58
SHIMANO
20ツインパワー 4000PG
総合評価
使いやすさ
トラブルの少なさ
コスパ
人気機種の不人気モデル
■用途
20ツインパワーが出て暫く経った時期に
新品は品切れ状態の中、中古釣具の棚に置いてあった珍しいパワーギアPGモデル。
4000番でハンドルノブが円形で見た目5000番のXGと見間違い手に取るのが出会いでした。
Youtubeでは村田基氏は自分の店には置かないと言っていたり、買った釣具屋の店長さんにはPGモデルですがよろしいのですか?と言われる始末。
大きめの魚に有効かと考えて使ってみる事に。
■使った感想
青物用にハイギア早巻きモデルが主流の中で
同じ4000番で巻き量XGが101cmに対し
PGは72cmと70%
その分、巻きが軽く滑らかに。
デビュー戦はワカシの群れが入ってきたフィールドで
ルアーをアピールするためにハンドル巻き速度少し早めでミノー、ジグ、ホッパー、ブレードジグと試して全て魚を掛ける事には成功するが、波打ち際で巻き上げる感覚がイメージより寄せる速度が遅くバラシが多かった。
弓角やトップ早巻きのパターンには厳しい。小型青物には向かないと感じた。
得意なのはスローリトリーブと重たい魚に対してであり、
ナイトのミノーゆっくり巻きで太刀魚、シーバス。
ワームで底をただ巻き、ストップ&ゴー、ワインディングなどでマゴチ。
餌ぶっ込み釣りゆっくり巻きでキス。
そして、サーフの巨大魚オオニベのパワーに対して有効な気が。
もしニベのベイトボールに出会ったらその周りにいるはずのオオニベをこの4000PGで釣ってみたい。
予備機としていつもゲームベストの背中の荷物入れ
に入れています。
■良い点・悪い点
良い点は軽い重量とラウンドノブで長時間使用でも疲れない。
ライントラブルが少ない。
巻きパワーと滑らかさ。
引き摺り込まれるような対大型魚用に特化?
悪い点は巻き上げが遅いので早巻きの釣りには向かない。
小物釣り師の自分では真価を発揮できる場面が少ない。
横風が強いと糸吹け回収が大変。
ハイギアに慣れていると最初は感覚が狂う
20ツインパワーの中での異端児
コメント