■用途 サーフからのライトショアジギング用として使用しています。 ■使った感想 同シリーズMHクラスを持っていて、正直重すぎる！と言う事でこちらを購入しました。 MHモデルと比較すると、よりしなやかさが増した感じです。 ■良い点・悪い点 良い点はこのモデルも流石テンリュウという事で、キャスト時に竿が仕事をしてくれる点です。 悪い点はあまり見当たりません。 が、これからライトショアジギング始めてみたい、と言う方に知っておいた方が良いと思うのは、MHでもこちらのMでも共通して、このシリーズは「ショアジギングでそれなりのサイズの魚とのファイトを想定した竿である」という事です。 使用される環境がワラサ、ブリなどがそれなりの確率で狙える、かつそういうったレベル以外の魚には興味がない、というような方はこのロッドのシリーズはオススメです。逆に、使用される環境で釣れるのはイナダクラスまでが多いとか、青物に拘らず、フラットやグルーパーも含めてのルアー フィッシングを軽快に楽しみたいのであれば、このロッドのシリーズはオーバースペック、オーバーウエイトです。 キャストするルアーがMAX40グラム程度なのであれば、強めのシーバスロッドなどでも充分楽しむことができます。あるいはテンリュウであれば、サンドウォーカーシリーズであれば、キャストウエイトもMAX50グラムとかになり、ロッドも軽くなりますので、疲労は減り、楽しみが増えるのではないでしょうか。 テンリュウの製品はロッドとしての出来は素晴らしいです。その上であえて言います。 各種メディアでライトショアジギングやるならMかMHのショアジギングロッドを買えと喧伝されてますが、そういう断片的な情報に惑わされず、ご自分が何を釣りたいのか、どの程度体力があるかも含めて、「自分に合ったロッドを選ぶ」ことはとても重要だと思います。